今のことだけを考えて暮らす

今日も、これからのことについて、不満を感じる日であった。物事が停滞している感覚が、寄せたり引いたりを繰り返していて、気持ちを不安定にさせる。

 

やろうとしたものがなかなかうまく行かず、がっかりしているだけで、そんな大したことではないと思うけれど、ただ、そういうちょっとしたズレが積み重なっていくことに、きついなぁ、って気持ちが強まってきてしまっている。

 

こういうとき、前はよく昔のことを思い出して、言い聞かせていた。何もなかった頃や、もっとひどい状態を思い描けば、目の前の状況などなんということもないと。そうしていれば、とりあえず自分をごまかすことができたし、過ぎ去った痛みや失敗のことを考えて気持ちを引き締めることができた。

 

でも今は、その薬も効き目が薄れてきたなと感じる。時間が流れて、想像もしていなかったような未来に立って、正直疲れの感情が優勢だ。

 

人と接することのしんどさや、自分と向き合うことの難しさ、漠然と感じる現状に対する違和感。最後にはダメになると頭で理解していながら、ズルズルと今を続けてしまっていること。そういう諸々のものが次第に確かな重みを持ってくる。

 

朝起きて、自分の意識が夢から覚める。昨日の続きとも言えないような漠とした思考が首をもたげる。変わらない部屋の景色が目に入ってくる。「せめてこれが夢でなければ、到底耐えることなど出来ない」そんなことを数年前は考えていた。それすら最近は無くなってしまった。ただゆっくりと時間を消化して、少しでも早く過ぎるのを待っている。

 

ただただ、飽き飽きしている。そしてそれを受け入れて、余計なことに首を突っ込むことなく、暮らしていく。それ以外のことを考えないようにしている。

 

最近は、酒を飲まなくなったから、気が滅入っているときでも、飲み過ぎからくる健康面での不調の心配をしなくて済む。これは良いことだと思う。