夜の日記

夜になると、部屋の明かりを少し落として目や脳を慣らし、眠るための準備をする。

ときどき本を読んで、音楽を聴いて、何かを思い出したりする。

 

不思議なことは、いつもいつも、3つも選択肢があるのに、未来よりも今よりも、過去ばかりが頭の中を支配することだ。

そして、嫌なことは、もうこれ以上は難しいという言葉が何とはなしにぐるぐると廻ってしまうことだ。

 

こういうことが繰り返されて時間が経つに連れて、以前はなんとも思わなかったようなことが特別な意味を持つようになってきているように感じる。

がむしゃらに前を見る姿勢であったり、根拠などなくとも信じる気持ちであったり、そういうものがとても眩しいものに見えて困る。

 

忙しくしていられる時間はとても貴重だし、没頭できるものは尚そうだ。

少しでもそのようなものが目の前にあることに感謝すべきだろう。

 

真綿で首を絞められていくような感覚は今はないけれど、それでもふわふわといつまでも根無し草で、どこへ飛んでいくのかもよくわからない気分だ。

何があるわけでもなく、過ぎていく時間をもうちょっと大切に思えたらいいのになと願う。